番組情報ブロードキャスター打ち切り

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ＴＢＳの情報番組「ブロードキャスター」は、
ドラマを除くとTBSで唯一観続けていた番組かも。

報道番組独特の堅い雰囲気を持ちながら、
山瀬まみさんの「お父さんのためのワイドショー講座」など、
緩急つけた番組構成はかなり好みでした。

どこかバラエティの匂いを醸し出しながらも、
時事報を理解する事ができる良質なコーナーですよね。


報道とTBSって、いわゆる「オウム真理教ビデオ事件」から
とても食い合わせの悪い言葉の組み合わせですけど、
そういう印象を拭いきれなかったのか、
それとも、お笑いブームに押し切られたのか、
「ブロードキャスター」が9月末で打ち切られるとの事です。

視聴率の低迷も打ち切りの理由のひとつですが、
どうやらメインキャスターの福留さんのギャラが主原因みたい。


インターネットの普及でテレビの広告費は頭打ちなのに、
出演者のギャラって、一度上がれば、
慣例的に下落することがないらしいですから。


しかし、長年続いた報道番組が打ち切られ、
後番組はバラエティが予定されているそうで、
またお笑い系を増やすのかと、少々あきれ気味です。

視聴率の取れる番組を作ることは、
スポンサー頼りのテレビ業界では
仕方の無い事かもしれませんが、
もうそろそろ、お笑い番組も飽和状態でしょう。

そういったオリジナリティの薄い番組作りが、
テレビ離れを起こす要因のひとつだと思うんですけどね。

　ＴＢＳ系情報番組「ブロードキャスター」（土曜午後１０時）が、９月末で終了することが２７日、分かった。同番組は９１年４月に福留功男キャスター（６６）と三雲孝江アナ（５４）のコンビでスタート。「お父さんのためのワイドショー講座」など、硬軟
取り交ぜた構成で最盛期は２０％前後の視聴率をマークしていた。だが、最近は１２％前後と一時の勢いを失っていた。（つづき・・）

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